家にある不要な漫画を売ろうと思った際に、どこで売るのがお得なのか考えたことはありませんか?
今は売れる場所として代表的には以下のような場所があります。
- 宅配買取
- 古本屋持ち込み
- 個人売買
※上記の個人売買はヤフオクやメルカリを指します。
これらの選択肢からアナタは売却先を選ぶことになります。
この3つの選択肢ですが、実はメリットとデメリットが綺麗に別れていることはご存知でしょうか?
メリデメをきっちり把握することで、自分に合う売却先を見つけることが可能になります。
このページでは、それぞれのメリット・デメリットを解説していきますので、確認いただいた上でアナタにあった売却先を選んでください。
宅配買取・古本屋持ち込み・個人売買のメリット・デメリットを比較
宅配買取・古本屋持ち込み・個人売買(ヤフオク・メルカリ)には、それぞれどのようなメリットデメリットがあるのでしょうか?
4つの観点から比較した表が以下です。
宅配買取 | 古本屋持ち込み | 個人売買 | |
---|---|---|---|
売れるまでの早さ | △ | ○ | △~☓ |
入金までの早さ | △ | ○ | ☓ |
高額売却 | ☓~△ | ☓ | ○ |
売却までの手間 | ○ | △ | ☓ |
こちらを見てもらうとわかる通り、一長一短になっています。
それぞれにどのようなメリット・デメリットがあるか、項目ごとに以下から解説していきます。
売れるまでの早さ
漫画の売れるまでの早さは以下の順番になります。
- 古本屋持ち込み
- 宅配買取
- 個人売買
古本屋に漫画を持ち込み売れば、その場で査定されるのでこの方法が一番早いです。
この次に早いのが漫画の宅配買取です。依頼する日と時間にもよりますが、およそ3日で査定額は出ます。
最後に一番遅くなるのが個人売買です。
個人売買でつかえるメジャーなサービスとしてはヤフオクとメルカリですが、おおよそ以下の期間が必要です。
- ヤフオク:出品から落札まで1週間、即決設定にしていれば最短1日
- メルカリ:最短1日
ヤフオクはオークション形式にしていれば大体1週間、即決を設定していれば早ければ1日で終わります。
メルカリもすぐに売れれば1日で終わります。
ただし、この2つノサービスが難しいところは、人気がある漫画で適正価格であれば、すぐに売却出来ますが、不人気な漫画や適正価格でない場合は長期に渡り売れ残り、サービスを使い続けることになります。
このことから、個人売買は△~☓としています。
入金までの早さ
こちらも売れるまでの早さと同様の順場になっています。
- 古本屋持ち込み
- 宅配買取
- 個人売買
古本屋さんに持ち込み査定をしてもらえば、査定額に満足が行けばその場で現金が支払われますので、最も早いです。
次に早いのが宅配買取で、査定額に満足し売買が成立すると、早い会社だと1営業日で振込が行われます。
最後に個人売買ですが、1日で売れた場合でも振り込まれるまで最短で8日必要です。
ヤフオク
- オークション形式だと出品から落札まで1週間、即決設定ありで最短1日
- 落札から発送し、落札者から受け取った連絡をもらって2営業日後に振り込まれる
およそ8日~11日で現金が手に入る
メルカリ
- 最短1日から
- 発送が終わり、落札者が荷物を受け取った後にお互いが評価
- 評価後の月曜に売上が締まり、4営業日後に振り込まれる
発送する荷物のタイミング次第だが、最短で8日で現金が手に入る
上記の期間が必要となるので、現金化するまでかなり時間がかかります。
高額売却
高額で漫画を売却出来るサービスは以下の順番です。
- 個人売買
- 宅配買取
- 古本屋持ち込み
個人売買は、古本屋さんが買い取って売りに出してる金額感で自分で出品出来るため、最も高く売却が可能です。
続いて高値で売れるのは宅配買取です。
これは店舗を構える必要がないサービスを使うと、人件費や家賃が浮くため、普通の店舗を構えるお店よりも高く売ることが出来るためです。
ほとんどのサービスは買い取ったあとに、Amazonやヤフオクなどに出品するため、どうしても販売相場よりは安くなってしまうのです。
最後は古本屋に持ち込む方法が最も高くなります。
都内に店舗を構える大手などは、家賃だけでも馬鹿にならない金額を払っていますし、何人も店員さんを雇用する必要がある理由から、どうしても買取金額が安くなってしまいます。
売却までの手間
売却までかかる手間は以下の通りです。
- 宅配買取
- 古本屋持ち込み
- 個人売買
漫画を売る手間は、宅配買取が最もかかりません。
なぜなら、ダンボールに漫画を詰めて送るだけなので、宅配業者が家まで荷物を取りに来てくれるので、玄関までしか漫画を運ぶ必要が無いからです。
続いては古本屋持ち込みです。
こちらは家から店舗まで自分で運ぶ必要が出てきます。そんなに売る本の数がなければよいのですが、多い場合はかなりの重量になり、古本屋さんまで運ぶのも一苦労です。
最後は個人売買です。
こちらは最も手間がかかります。なぜなら、出品ページを自分で作る必要があるからです。
出品ページは、漫画の撮影から出品物の説明が必要となり、さらに出品後も落札を検討している方からの対応が必要です。
ヤフオクでは、高値で買うから海外に発送してくれないか(注:詐欺の可能性大)という質問が多いですし、メルカリでは値下交渉の対応が必要です。
特にメルカリでは若年層の利用が多いため、交渉の内容で疲れる可能性が大です。
参考:こぐま速報
ケース別、使うべきサービス
さて、ここまで比較してきましたが、結論としてはうまく使い分けるのが良いと思います。
ここでケースを分けてみます。
- 宅配買取:そこそこ高値で売りたいし、手間をかけたくない
- 古本屋持ち込み:すぐに部屋のスペースを空けたい、すぐに現金がほしい
- 個人売買:時間と手間はかかっても良いので高値で売りたい
上記の考え方が良いと思います。
ちなみに、考えるのが面倒というアナタは宅配買取がオススメです。
ここまで見てくれたアナタならわかると思いますが、最も売却金額と手間と時間のバランスが最も良いからです。
少しでも興味を持ってもらえたら、以下のページも見てみてください。
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