消化酵素

今日は酵素栄養学で説明されている
消化酵素と代謝酵素の関係についてです。

 

酵素栄養学では消化に手間のかかる
肉などのタンパク質をたくさん食べると
消化酵素が浪費されるので
代謝酵素の割合が減ると説明されます。

 

消化酵素が先に使われるので
消化酵素を節約すれば
代謝酵素の割合が増える。

 

代謝酵素の割合が増えることで
代謝がアップして痩せやすくなると。

 

しかし、代謝酵素より消化酵素が
優先されるということに
化学的なエビデンスはありません。

 

消化に苦しむほどの食事をしたら
太るのは当たり前の話で

 

代謝酵素が減るから痩せにくくなるのではなく
カロリーオーバーしているから太る
というだけの話です。

 

消化酵素、代謝酵素の働きについての
説明は酵素栄養学でも語られている通りです。

 

消化酵素が食べ物を消化する働きが
あるのはわかりやすいですね。

 

単純に食事するだけでは体の中に
適切に吸収されることはありません。

 

食べ物を分解して、体に吸収されやすい
形にまで細かくする作業が必要です。

 

この作業をするのが消化酵素です。

 

一方、代謝酵素の働きはイメージ
しにくいかもしれません。

 

代謝酵素は消化酵素によって
カラダの中に吸収されやすい形にした
栄養素をさまざまな形に
変換する役目をもっています。

 

代謝酵素の働き①

タンパク質を合成して
筋肉や骨、皮膚や髪の毛や爪を作ります。

 

代謝酵素の働き②

ホルモンを作る

血糖値を下げるインスリンなど
体の状態を調整するために
重要なホルモンの合成を触媒します。

 

代謝酵素の働き③

デトックスや抗酸化作用

アルコールが肝臓で分解されるのは
解毒酵素が働くからです。

また、体内の活性酸素を除去する
SOD(スーパオキシドジスムターゼ)
という物質について聞いたことが
あるかもしれませんが

このSODというのも酵素の一種です。

 

代謝酵素の働き④

神経細胞の正常化

脳の中の神経細胞は、シナプスを介して
情報を送ったり受け取ったりしています。

この情報伝達が「考える」「感じる」
などの働きを生み出しています。

特殊な酵素が働き合ってシナプスの
正常な働きを保っています。

 

酵素はホントに生命活動になくては
ならない存在なんですね。