酵素栄養学

 

私の知り合いに管理栄養士がいるのですが
栄養士というのは日本で生まれた資格なんですね。

 

今では飽食の日本も第2次世界大戦後は
栄養失調で命を落とす人が絶えず。

 

そんな状況のなかで栄養状態の改善を
目的に、昭和22年に栄養士法ができたとのこと。

 

ここから日本の栄養学というのが
発展するわけですが

 

人が生きていくための三大栄養素として
炭水化物、タンパク質、脂肪が注目されました。

 

その後、炭水化物を摂っても、
それだけではエネルギーとして
代謝されないことがわかり、
ビタミン、ミネラルが加わって
五大栄養素となりました。

 

そしてさらに、食物繊維が加わっています。

 

最近ではこれら6つの栄養素に加えて
「酵素」を第7の栄養素と考える人が増えています。

 

確かに酵素がなければ、人間は食べ物を
エネルギーに変えることができないので
生きていくことができません。

 

ある意味もっとも重要な存在です。

 

三大栄養素をバランスよく摂って
ビタミン、ミネラルをたっぷり補給しても
酵素がなければエネルギーになりません。

 

今日はそんな重要な存在である
酵素の特徴について。

1.生命活動の主役

酵素は食べたものを消化吸収するだけでなく、
呼吸をしたり、筋肉を動かしたり、
あらゆる生命活動に関わっています。

酵素の働きがなければ、
一切の生物は生きていくことができません。

 

2.酵素は一つの仕事しかできない

私たちの体内で働いている酵素は
5,000種類ともいわれますが

それぞれの酵素はひとつの働きしかできません。

消化酵素として有名な「アミラーゼ」は
炭水化物(デンプン)を分解しますが、
タンパク質は分解できません。

タンパク質を分解する酵素は「プロアテーゼ」。

このように酵素は一つの仕事に特化した
究極のスペシャリストなんですね。

 

3.酵素は熱に弱い

酵素の構造を簡単にいうと、
ミネラルの周りにタンパク質が
巻きついた形になっています。

中心になるミネラルの種類と
タンパク質の巻き付き方によって
数千種類の酵素に分かれます。

材料がタンパク質なので
酵素は熱に弱いです。

例えば、タンパク質といえば「タマゴ」を
思い浮かべる人も多いと思いますが

タマゴは熱を加えると固まります。

酵素も同じで熱を加えると
酵素の働きはなくなってしまいます。

普段の食生活が加熱食品ばかりという人は
酵素不足になっている可能性が高いです。

 

4.酵素は生食に含まれている

熱に弱い酵素ですから
酵素が含まれているのは生の食べ物です。

生の肉や魚、生野菜などです。

納豆、味噌などの発酵食品にも
酵素は含まれています。

これら食べ物に含まれる酵素を
「食物酵素」といいます。

加熱食品ばかりでなく
生の食材を摂り入れるよう
意識したほうがいいですね。

 
以上、酵素の特徴でした。