昨日はタンパク質の合成を高めるには
食事と食事の間隔を短くするほうが
いいということをお伝えしました。

 

食事によってタンパク質合成が高まるのですが、
今日は、筋トレをするときには
空腹のほうがベターというお話しです。

 

筋トレ時の体内の栄養状態について、
ヨーロッパでこんな実験が行われました。

 

2つのグループに午前中に
筋トレを行ってもらいます。

 

Aグループは、糖質たっぷりの朝食を摂ってもらい
Bグループは、朝食を摂りません

 

筋トレ後のA、Bそれぞれの
タンパク質合成を調べたところ、
朝食を抜いたBグループのほうが
合成が高まるという結果が出ました。

 

この結果だけを見ると、
朝食は抜いたほうがいいじゃないか!
ということになりそうですが、
そう単純な話しではありません。

 

なぜならこの実験では
筋トレをはじめる前の、
タンパク質分解がどれくらい
進んでいたかという前提条件が
明らかでないからです。

 

昨日の話しでは食事の間隔は短くしたほうが、
タンパク質合成には有効ですから、
朝食は抜かないほうがいいはずです。

 

にもかかわらず、なぜこの実験では
朝食抜きのグループのほうが
タンパク質合成が高まったのか?

 

これには成長モルモン
関係しているのではないかと考えられます。

 

成長ホルモンは強力に脂肪を分解する作用、
筋肉を増強する作用があります。

 

そして成長ホルモンは
空腹時のほうが分泌が高まります。

 

⇒ 成長ホルモンは空腹だと活性するらしい

 

成長ホルモンに筋肉増強作用があるということは、
つまりタンパク質合成を高める
働きがあるということです。

 

成長ホルモンの分泌が空腹時のほうが
高まるのであれば、筋トレをするときには
空腹であったほうが良いわけです。

 

食事による刺激で
タンパク質合成が高まるのも確か。

 

空腹時のほうがタンパク質合成を
高める成長ホルモンが
分泌されやすいというのも確か。

 

ということは、食事はきちんと摂りながら、
筋トレ時には胃を空にしておく
というのがベストです。

 

であれば、1回の食事量は消化が
すぐにされる量ですませ、
十分に消化された状態で
筋トレをするのがいいですね。

 

同じ理由で、筋トレ中にプロテインを
飲むのは控えたほうがいいでしょう。

 

そのかわりトレーニング後には
できるだけ早く良質なタンパク質を
補給したいですね。