筋トレが認知症予防に効果がある理由

 

 

この前の日曜日は祖母の7回忌でした。

 

僕はわりとおばあちゃん子だったのですが
祖母は晩年に認知症を発症し、
僕のことも全くわからない状態でした。

 

施設に入院していたのですが、
会いに行くたびに

「もう名前を呼んでもらえることもないのかな・・・」

と寂しい気分になったものです。

 
僕の親戚のおばさんは、70歳を超える頃に
認知症になってしまい、自分の旦那さんの
こともわからなくなってしまいました。

 

「知らない男の人が家にいる」と警察を
呼ばれたこともある・・・と
旦那さんが悲しそうに笑いながら
話してくれたことがあります。

 

ひとたび認知症になってしまうと
介護する側も精神的に病んでしまったり
最悪の場合、介護疲れでニュースに
なるような事件に発展してしまうかもしれません。

 
認知症になると、治す方法はありません。

 

ならないように予防するしかないんです。

 

認知症の予防の助けとなるのが

筋トレです。

 

アルツハイマーの原因は?

 

認知症は厚生労働省の調べによると
国内で460万人以上、65歳以上の15%が認知症、
予備軍を含めると高齢者の4人に1人は
認知症だそうです。

 

認知症にも種類があるようですが、
一番多いのはアルツハイマーだそうです。

 

アルツハイマーになる原因も現代の医学では
まだはっきりとはわかっていないようです。

 

ただ、脳神経の変性により、脳の一部が委縮
することが原因ではないかと考えられています。

 

アルツハイマーを発症すると、
症状を遅らせることはできても、
治す方法は現在も見つかっていません。

 

認知症の前兆とは?

 

認知症の初期段階を
軽度認知障害といいます。

 

軽度認知障害の症状

 

  • 同じことを何度も聞く
  • 約束を忘れる
  • 怒りっぽくなる
  • 夜になると被害妄想を起こす
  • 片づけをどうやってやればいいかわからない

 

軽度認知障害は、日常生活も社会生活にも
支障が出ないので、判断しにくい状態です。

 

しかし軽度認知障害にかかった人の
半分は4年以内に認知症になってしまうと
いうデータも発表されています。

 

自分のことを思い返して不安な場合は
病院で検査してもらうこともできます。

 

認知症に発展する物忘れなのか、
年齢による物忘れなのかを
MRIと血液検査で診断してくれます。

 

認知症はこの初期の段階である
軽度認知障害であれば改善も可能です。

 

認知症改善に効果的な筋トレとは?

 

以前、TBSのテレビ番組で
認知症の権威である筑波大学の朝田教授が、

 

「認知症になると症状が進んでばかりだが、
本山式筋トレをやることによって
認知障害が改善し職場に復帰した人もいる。」
と話していました。

 

本山式筋トレとは何か?

 

現役ボディビルダーの本山輝幸さん(51歳)が
開発した筋トレです。

 

高齢者にはキツイと思われるほどの
筋トレによって脳に強い刺激を与え
血流を活性化させるプログラムです。

 

 

現在神奈川を中心とした介護施設で
毎週1,000人以上の高齢者が
トレーニングに励んでいるそうです。

 

海外でも筋トレが認知症改善に効果あり

 

また、バンクーバーの
ブリティッシュ・コロンビア大学の
研究者たちがこんな実験をしました。

 

65~75歳の54人の軽度認知障害のある女性に、
以下3つのトレーニングのいずれかを
実施してもらいました。

 

  1. 週1回の筋トレをするグループ
  2. 週2回の筋トレをするグループ
  3. 週2回のウォーキングのような有酸素運動をするグループ

 

 

1年後、週2回筋力トレーニングをしていた
女性グループは、認知機能に改善が見られた
ということです。

 

定期的な筋トレは長期的に脳の健康に
プラスの影響を与えることがわかりました。

 

筋トレが脳の認知機能を改善する
詳細なエビデンスはまだ立証されていません。

 

しかし現実に認知機能が筋トレによって
改善された人がいるというのは
大きな希望になるのではないでしょうか?

 

筋トレってホントすごいメリットがあるんですね。