4519da6c2062431475cac14ef67c9ed2_s

私たちが何かを考えたり
感情を表現したりするときには

脳内にある無数の神経細胞の間で
電気信号が目まぐるしいスピードで
やりとりされています。

そのやりとりは
さまざまな神経伝達物質やホルモン
によって絶妙にコントロールされています。

神経細胞の細胞膜や神経伝達物質の
状態によって脳の働きは大きく変わります。

細胞膜の材料は脂質です。

そのため細胞膜をやわらかくする
オメガ3を摂取することが大切です。

食事で摂取した油はそのまま細胞膜の
材料になるわけではありません。

油は脂肪酸に分解され、さらにその
脂肪酸を材料にして細胞膜が合成されます。

このときの分解・合成を行うのが
代謝酵素です。

その代謝酵素が働くためにも
さまざまな栄養素をバランスよく
摂取する必要があります。

油を脂肪酸に分解するときには
ナイアシンが必要です。

また、脂肪酸から細胞膜を合成するには
ナイアシンのほか、ビタミンB1、ビタミンB2
パントテン酸などのビタミンB群が必要です。

これらの栄養素がバランスよく補給されることで
酵素が正しく働いて
神経細胞の細胞膜が合成されるのです。

神経伝達物質をつくるための栄養素

神経伝達物質の直接の材料となるのは
食事でとったタンパク質です。

タンパク質がアミノ酸に分解され
アミノ酸を材料にして
神経伝達物質が合成されます。

タンパク質をアミノ酸に分解するときに
必要となるのが

・ビタミンB6
・ビタミンB12
・葉酸
・ナイアシンなどビタミンB群
・ビタミンC

そしてアミノ酸から神経伝達物質を
合成するときに必要となるのが

・ビタミンB群
・ビタミンC
・マグネシウム

などです。

これらのビタミンやミネラルは
神経伝達をおこなうための
エネルギーを生み出すときにも必要です。

特に葉酸については
老化にともなう記憶力低下を防ぐのに有効
ということがイギリスの医学雑誌に
掲載されました。

オランダの大学の研究でも
葉酸の摂取によって記憶力、認知速度が
良好に保たれると発表されています。

これは脳の毛細血管の損傷を
防ぐからではないかと考えられています。