ベーブルース

バスケットボール界のスーパースターが
マイケル・ジョーダンなら

 

野球界のレジェンドは
ベーブ・ルースでしょう。

 

彼もやはり生まれつきの天才では
ありませんでした。

 

プロ入り当初のベーブ・ルースは
後に知られるほどの好打者では
ありませんでした。

 

並外れたパワーの持ち主ではありましたが
確実性にまったく欠ける打者でした。

 

1925年のシーズンでは
ルースはもうダメだと思われるほどの
惨敗を経験しますが

 

そのシーズンオフに徹底的に
トレーニングに励み

 

1926年~1931年シーズンにかけて

 

・打率3割5分4厘
・1シーズン平均ホームラン50本
・1シーズン平均打点155

 

を記録したのです。

 

ルースの伝記を書いた
ロバート・クリーマーという人物が
このように書いています。

 

ルースの猛打ぶりは
野球史上類を見ないものだった。
いったん灰となった不死鳥ベーブ・ルースは
ロケットのような迫力で大空に飛び上がっていった

 

ベーブ・ルースは無類の練習好きでした。

 

ルースが元々投手であったことは
有名な話ですが

 

ボストン・レッドソックスに投手として
入団したルースが

 

毎日バッティング練習をしたがるので
先輩たちは辟易としていたそうです。

 

ルースは後に出場停止処分を受けたことが
あるのですが、このとき彼にとって
苦痛だったのは

 

出場停止よりも練習をも禁じられた
ことだったということです。

 

もともと投手だったので
打席に立って三振しようが凡打しようが
誰も気にしません。

 

だからこそルースは思いっきり
振り切ることができました。

 

失敗したってどうってことはないのです。

 

こんなマインドセットに打席に立ちながら
大きなスイングをコントロールして
ボールをミートする技術を
身につけていったのです。

 

このような話を聞いてなお
アスリートとは天性の素質が
おのずと発揮されるからなれるのだ

 

という考えを捨てきれない人も多いでしょう。

 

しかしそのようなマインドセットを
持っている限り
自分が成長する機会をたくさん逃している
可能性が高いのです。