マインドセット

わずか10歳で世界有数のオーケストラ
フィラデルフィア交響楽団の
ヴァイオリン奏者としてデビューした

 

天才ヴァイオリニストである
ナージャ・サレルノ・ゾネンバーグ。

 

彼女は神童としてあがめられ
ガチガチマインドセットの持ち主と
なってしまい

 

10代の後半に大きな挫折を経験します。

 

⇒ 本気で努力することが怖い?

 

本気で挑戦して、自分のすべてを出して
失敗したら・・・

 

こんな恐怖に駆られたナージャは
ジュリアード音楽院のレッスンに
ヴァイオリンを持っていくことすら
やめてしまいました。

 

ナージャを指導していた
ジュリアード音楽院のディレイ先生は

 

ナージャがいつか立ち直ることを
信じて、何年もじっと見守っていたのですが

あるとき、ついにナージャに言いました。

 

ナージャ、いい?

来週もヴァイオリンを持ってこなければ
私のクラスから出て行ってもらいます。

私は本気です。

才能をみすみす台無しにするような人に
協力するつもりはありません。

もうやめにしましょう。

 
ナージャは冗談かと思いました。

 

しかし、ディレイ先生は本気だったのです。

 

ナージャにもディレイ先生が
本気であることがわかりました。

 

それほど頑張ったわけでなければ
「やればできたはずなのに」
と言い訳を自分の心の中でしていたナージャですが

 

その言い訳ができなくなってしまうことより
ディレイ先生に見捨てられることの恐怖が
大きかったようです。

 

ディレイ先生に見捨てられるくらいなら
一か八か、死に物狂いで練習しよう!

 

やってみてダメならもう諦めよう

 

―ようやく腹がすわった瞬間でした。

 

ナージャは次のコンテストに向けて
ディレイ先生の言うとおり練習をしました。

 

生まれて初めて、自分の持てる限りの
力を練習に注ぎました。

 

そのコンテストの結果は・・・

 

見事に優勝です!

 

当時のことを振り返って
ナージャが語っています。

 

ようやくわかったの。
大好きなことに努力を惜しんではいけない。
音楽を愛しているのなら
捨て身で挑まなければいけないんだと。

 

努力することに価値を感じていなかった
ガチガチマインドセットの持ち主だったナージャが

 

極限まで追い込まれたときに
それまでのマインドセットを捨てて
やわらかマインドセットを身につけたという事実。

 

自分の価値観ってなかなか変わらないけど、
変えることは不可能ではないということですね。