アメフト

親が子供に期待するのは当然のことです。

 

しかし、こんな場合はどうでしょうか?

 

ある夫婦に自慢の息子がいました。
仮に健一君としましょう。

 

健一君は3歳ですが両親は
息子の自慢話ばかりをしていました。

 

こんなに聡明で才能豊かな子はいないと。

 

ところが、その後、健一君は
両親にとって許しがたいことを
しでかしてしまったのです。

 

地元で一番の名門幼稚園の試験に
落ちてしまったのです!

 

それ以来、両親の健一君に対する態度は
一変しました。

 

それまでのように息子について
話すこともなくなり

 

愛情を持って接することもなくなりました。

 

健一君は才能あふれる息子では
なくなってしまったのです。

 

親の面目をつぶしてしまった
信用のならない子供。

 

健一君はわずか3歳にして
失敗者の烙印を押されてしまったのです。

 

まさか・・・そんなこと・・・
と思うかもしれませんが

 

こんなことがある訳ない!
と言い切れるでしょうか?

 

両親がガチガチマインドセットの
持ち主だった場合

 

こんなことだってあるかもしれません。

 

私は失敗した

というひとつの出来事が

私は失敗者だ

という人格否定にまでなるのです。

 

やわらかマインドセットの人にとっても
失敗がつらい経験であることに
変わりはありません。

 

しかし、ひとつの失敗で
失敗者
になることはありません。

 

やわらかマインドセットの持ち主にとって
失敗とは自分を成長させてくれる糧。

 

失敗に立ち向かい、取り組み
そこから教訓を得るべき材料です。

 

NFL史上、もっとも間抜けなプレーというのを
ご存知でしょうか?

 

1964年ミネソタ・ヴァイキングスの
ジム・マーシャル選手は

 

相手攻撃陣がファンブルしたボールを
拾ったところまではよかったのですが

 

なんと、自陣のエンドゾーンに駆け込み、
約60ヤードの自殺点を決めたのです!

 

この大失態がアメリカ全土に中継されたのです!

 

まさに人生最悪の瞬間でしょう。

 

彼はあまりの恥ずかしさに
打ちのめされそうになりました。

 

しかしこう考えたのです。

 

ミスをしたらその分を取り返さねば!

 

ただ悲嘆にくれていることもできるけど
挽回することもできる

 

すべては自分次第だ!

 

後半立ち直ったマーシャル選手は
選手生活でも屈指の活躍で
最終的にチームを勝利に導いたのです。

 

そして彼のすごさはその後にあります。

 

たくさんの人たちにそのときの失敗を
語っていったのです。

 

マーシャル選手の勇気に励まされて
自分の恥ずかしい失敗を告白する気に
なった人がたくさんいたそうです。

 

失敗を失敗として受け止めながらも
それを逆手に自分を高めたのです。

 

マインドセットの持ち方によって
失敗の意味合いがまったく変わるのです。