ライトスタッフ

1983年に公開されたアメリカ映画
「ライトスタッフ」という作品を
ご存知でしょうか?

 

人類初の有人宇宙飛行をめざす男たちを
ドキュメンタリー風に描いた作品です。

 

アカデミー4部門(編集賞、作曲賞、音響賞、音響効果賞)を受賞しました。

 

舞台は1947年のアメリカ。
モハーベ砂漠にあるエドワーズ空軍基地。

 

テストパイロットのチャック・イェーガーは
ロケット機でテスト飛行に挑み
音速の壁を超えるのでした。

 

その後、基地にはパイロットが集まり
速度記録もどんどん伸びていったのです。

 

そんな折、世界初の人工衛星
スプートニク1号がソ連によって
打ち上げが成功します。

 

このニュースにあわてたアメリカ政府は
新たにNASAを設立して

 

優秀な空軍パイロットを選抜して
宇宙飛行士候補者を集めます。

 

このとき集められた空軍パイロットは
超エリートです。

 

次々に厳しいテストに合格するうちに
彼らは自分を特別な人間だと
考えるようになっていきます。

 

鼻持ちならないエリート君です。

 

生まれながらにして
人よりも賢くて勇気ある人間だと
自分で思うようになっていきました。

 

ガチガチマインドセットになったのです。

 

しかし主人公のチャック・イェーガーは
彼らに異を唱えます!

 

生まれつき優秀なパイロットなんていない!

どれほど適正や才能があっても
熟練パイロットになるのは
並大抵のことじゃない

一生かけて学び続けるものなんだ

ベストパイロットは誰よりも
飛行経験が多いやつだ

だからこそベストパイロットなんだよ

 
ちなみにチャック・イェーガーは
実在の人物なのですが

 

こちらで紹介した
⇒ なんでそんなに自分は特別だと証明したいの?

 

バスケットボール界のレジェンド
マイケル・ジョーダンとまさに同じ
マインドセットの持ち主だったのです。

 

ライトスタッフの中で
パイロットに選ばれた人たち・・・
ガチガチマインドセットの人は

 

能力を固定したものと考えており
しくじってはいけないという
切迫感を常に持っています。

 

そして成功すると自分の価値を感じ
誇らしさが嫌味なくらいの
優越感に変わります。

 

成功するのは固定的な能力が
人よりも優れている証と考えるからです。

 

だからこそ失敗を極度に恐れます。

 

彼らのマインドセットの裏には
失敗したらどうなるのかという
強烈な恐怖があるのです。