マイケルジョーダン

テニス界に燦然と輝く実績を残した
ジョン・マッケンロー。

 

彼は才能がすべてだと考えていて
学ぶこと、練習することが嫌いでした。

 

ガチガチマインドセットの持ち主です。

 

逆境をバネに奮起するようなタイプではなく
うまくいかなくなると
すぐに酒に逃げるようなタイプです。

 

本人のことばでは

 

可能性を出し切ることができなかった

 

そうです。

 

とはいえ、並外れた才能を持っていたのでしょう。

 

4年もの長きにわたって
テニス界のNO.1に君臨しました。

 

そのときのことをマッケンローが
次のように語っています。

 

マッケンローは試合中に
手の汗を抑えるために
おがくずを使っていました。

 

そのおがくずが気に入らなかったとき。

 

マッケンローはおがくずが
入った缶に近づいていって

 

ラケットではじきとばしたのです。

 

彼のエージェントが駆け寄ってきました。

 

マッケンローはエージェントを怒鳴りつけます。

 

「注文したのは君だろ」

「おがくずが細かすぎる。ちゃんとしたのを持ってこい!」

 

エージェントは飛び出していって
新しいおがくずを持ってきました。

 

当時のことを振り返り
マッケンローは言います。

 

すべてが自分を中心にまわっていた。
自分はやりたいことだけをやるのが当然。

 

 

率直な言葉でいえば

嫌なヤツ

ということですよね。

 

なぜこんなふうに考えてしまうのでしょう。

 

マッケンローは確かに偉大な成功者です。

 

しかしガチガチのマインドセットの持ち主は

 

成功している人間は人よりも優れている。
だから人をこきつかってもかまわない。

 

このように考える傾向があるようです。

 

一方でマッケンローとは対照的な
スーパースターがいます。

 

バスケットボール界のレジェンド
マイケル・ジョーダンです。

 

彼はやわらかマインドセットの持ち主でした。

 

ジョーダンこそ
自分は特別な存在だと思っても
不思議はありません。

 

しかし、ジョーダンは自分が努力によって
能力を伸ばしてきた人間であることを
わかっていたのです。

 

苦労をしながら成長してきた人物であり
生まれながらに優秀だったわけではありません。

 

ジョーダンが一度引退してから
再度復帰するという噂が流れたとき。

 

ジョーダンはこう語りました。

 

試合に復帰するくらいでこんなに
騒がれるなんて・・・

 

カルトの教祖か何かみたいに
持ち上げられて恥ずかしくてたまらない。

 

ごく普通の人間なのに。

 
誰もが彼のプレーに熱狂し
「人の姿をした神」
「バスケットシューズをはいたイエスキリスト」

 

などと誉めそやすわけです。

 

普通は正気を保っていられないのでは?
と思ってしまうのですが

 

先ほどのコメントを聞いた
ジョーダンを良く知る人たちは

 

彼らしい

 

と思っていたのです。

 

才能がすべてなのか
能力は努力で伸ばせるのか

 

どちらのマインドセットを持つかで

 

栄光を手に入れたとしても
自分の心を満たすものには
大きな違いがありそうですね。