寝だめ

仕事が休みの日の朝寝坊。

 

気持ちいいですよね。

 

起きた後に
「ああ、寝すぎてしまった・・・
もったいないことした・・・」

 

と自己嫌悪に陥ることもありますが。

 

仕事がある日と、休みの日では
睡眠時間が違うという人も
多いかもしれませんね。

 

少し昔のデータになるのですが
2008年にANAクラウンプラザホテルが

 

20代~40代のビジネスパーソンに
普段の生活や旅行時における
睡眠の実態、睡眠に対する悩み、

 

についてのアンケートを行ないました。

 

調査の結果、睡眠に対して
悩みを持っていない
ビジネスパーソンはわずかに
2割だったそうです。

 

10人中8人は睡眠に関して
何らかの悩みを持っている
ということですね。

 

その中に興味深いデータがあります。

 

平日の睡眠時間が6~8時間なのに
休日の睡眠時間は8~10時間なのです。

 

休みの日は睡眠時間が長くなります。

 

平日に不足した分の睡眠時間を
取り戻すつもりということでしょうか?

 

さて、不足した睡眠時間を補う
いわゆる「寝だめ」というのは
実際のところ可能なのでしょうか?

 

これについては意見が分かれています。

 

「寝だめ」は可能派の意見

平日に睡眠不足の人は
週末に23:00~7:00を中心に
睡眠時間を延長すると

 

充分に体力が回復される
という専門家がいます。

 

ただし、朝寝坊をすることは
睡眠のリズムを乱すことになるので
起きる時間は平日と同じにして

 

早く寝るようにするのが良い
ということです。

 

さらに、理想の睡眠時間は
90分の倍数を推奨する人が多いです。

 

これは「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」の
周期が90分間隔であるためです。

 

つまり睡眠時間を増やすといっても
7.5時間、9時間という
90分の倍数が良いということです。

 

寝だめといっても
2時間程度伸ばすだけのことです。

 

「寝だめ」は健康に悪い派の意見

一方で寝だめは健康に悪いと
いう意見もあります。

 

久留米大学の内村先生によると

 

休日に寝だめをする人ほど
不眠やうつを訴える割合が高い
という調査報告をされています。

 

睡眠時間を延ばしても
レム睡眠が延びるだけで

 

ノンレム睡眠は延びないので
脳を休ませる効果はないということです。

 

さらに、寝すぎると心臓に負担が
かかるということを言われています。

 

起きているときは
体を動かすことが
心臓のポンプをサポートしていますが

 

就寝中は心臓だけで全身に
血液を送らなければなりません。

 

しかも寝ているときは
心臓の鼓動のスピードの変化が
一番激しいのです。

 

それだけ心臓に負担がかかっているので
突然死が一番多いのも就寝中なんですね。

 

だから寝だめということで
長時間眠るのは心臓に負担がかかるので
よくないということです。

 

さて、どちらの意見が正しいのかは
わかりません。

 

でも眠れるときは寝たほうが
目覚めたときのスッキリ感がありますね。

 

朝起きる時間を遅らせるのではなく
いつもより早く寝て、起きる時間は
いつもと同じにするのがよさそうです。