日本人と欧米人では、インスリン分泌能力が
大きく違い、欧米人は日本人の3倍の
インスリン分泌能力があると言われます。

 

なぜここまで差があるのでしょうか。

 

それは食生活の違いが大きく影響しています。

 

欧米人は、小麦などの穀類とともに
多くの獣肉を食べてきた歴史があります。

 

穀類やイモなど炭水化物だけなら
食事にともなうエネルギーの消費も少なく
インスリンもそれほど必要としませんでした。

 

しかし、獣肉などのタンパク質を代謝するには
脂質や炭水化物の5倍以上のエネルギーと
多くのインスリンを必要とします。

 

長くこのような食習慣を続けてきたことで
インスリン分泌能力が高まったと考えられています。

 

一方、日本人は穀類や豆類、魚を中心とした
食生活を続けてきた歴史があり

 

少量のインスリンでも栄養素を
エネルギーとして消費、蓄積することが
できる体質になっていったと考えられます。

 

日本では、食の欧米化が進み、獣肉や植物油、
乳製品を以前とは比較にならないくらい
たくさんとるようになりました。

 

日本人の1日あたりの摂取カロリーは
実は60年前と現在ではほとんど変わっていません。

 

摂取カロリーは昔と変わらないものの
米を中心とした穀類の摂取量が減り
タンパク質は穀類や豆類の植物性タンパク質から
肉やタマゴなど動物性タンパク質に変わりました。

 

インスリン分泌能力が低いにもかかわらず
多量のインスリンを必要とする
食生活に変わったことが

 

急激な糖尿病患者の増加につながっているのです。

 

 

⇒ インスリン注射の前に|自力で糖尿病を改善する方法とは?

インスリン注射は不要